落合川と南沢湧水群

南沢緑地保全地域を中心とした落合川流域は本校学区域の中で最も自然豊かな場所であり、東久留米のオアシスとも言える一帯です。南沢湧水群からは１日平均一万トンの水が湧き出ており、都内では最大の水量と言われています。

落合川には貴重な水生生物が生息しており、飛来する野鳥も多く、環境保全が約２０年前からさかんに行われるようになってきました。落合川の河岸はきれいに市によって整備され、多くの市民の方が散歩やジョギングなどをしながら四季の移ろいを感じています。

本校の生徒も毎年、この河川敷の遊歩道を利用し、持久走大会を開催しており、通学路として老松橋や毘沙門橋を渡って登校してくる生徒も少なくありません。

東久留米市も「水のまち・東久留米」として多くの環境保全の努力を重ねており、自然を愛する市民の方々の市民運動もさかんに行われています。さらに環境庁が平成20年に選定した「平成の名水百選」に東京都で唯一選ばれ、一躍その名が全国にも知られるようになりました。

私たち南中学校も全国に誇る「水の回廊」を地域とともに守り、この美しい清流を後世に伝えていけるよう、地域理解や環境教育の充実を図っていきます。

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