たての緑地
本校の校舎の裏側には送電線の鉄塔が並ぶ緑道が続いています。これが「たての緑地」です。この送電線は東久留米駅近くの東久留米変電所から送電される田無線で、その下の大半部分が遊歩道として整備されています。
このたての緑地は元々、住友友重機械工業田無技術研究所の敷地には、戦時中まで軍用機のエンジン部品を製造する中島航空金属株式会社田無製造所(昭和13年の発足当時は中島飛行機株式会社荻窪製作所田無鋳鍛工場)という会社があり、そこへ向かって東久留米駅から鋳造用の砂を運搬する専用線(引込線)が伸びており、その廃線跡が「たての緑地」となっています。
たての緑地を歩いていくと所々に廃踏切跡と思われる場所があります。本校から東久留米市役所方面に徒歩や自転車で向かう際にはこの鉄塔に沿った遊歩道が便利であり、生徒もこの緑地内の緑道を通学路として使っています。