南沢氷川神社

 

南沢氷川神社は落合川上流「南沢緑地保全地域」の湧水地に鎮座し、境内の前後を川に囲まれた高台に位置しています。古来より湧水守護神として奉斎され、出雲「斐伊川」の故事にならい、氷川神社が創立されたと伝えられています。近くから土器、やじり等多く出土し、古くから人が住み、また崇拝対象の場所としていたと類推されています。

 

特に郷土芸能「南沢獅子舞」(東久留米市指定無形文化財)が4年に一度、境内で奉納されるほか、「加藤清正虎退治絵馬」、「承応3年棟札」(ともに東久留米市指定有形文化財)が伝わっています。南沢獅子舞は、江戸時代初期から南沢村に伝わる郷土芸能で、秋祭りに五穀豊穣と悪疫退散を祈願して行われます。勇壮な獅子舞に太刀・世流布・万歳などの芸能も加わります。現在は、4年ごとの10月中旬に、南沢氷川神社(午後)と多聞寺(夜)で、行われています。近年は平成21年に実施されました。

 

学区域にある長い歴史をもち、伝統ある郷土芸能を継承してきた神社として、地域学習や郷土理解を深めています。

氷川神社参道と鳥居
氷川神社参道と鳥居
氷川神社本殿
氷川神社本殿
水辺公園からの氷川神社
水辺公園からの氷川神社
伝統ある南沢獅子舞。4年に一度の実施されます。夜は多聞寺で実施されます。
伝統ある南沢獅子舞。4年に一度の実施されます。夜は多聞寺で実施されます。

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